SHION
2005 ENTP-T
Founder of AEROLINK
Transport Canada PPL Licensor

Moi
どうも、AEROLINK発起人のSHIONです。
2005年に山口で生まれ、18歳でカナダのPPLを取得しました。
今は埼玉と東京でヘリの運行会社の地上クルーのバイトをしています。
好きな食べ物は長崎ちゃんぽんとボンタンアメとフォー(なぜか九州ばかり)
PEOPLE1とカピバラを愛してやまない大学生です。
「18歳でパイロットの訓練してるの珍しい」「やっぱ優秀なんだろうな」
なんてよく言われますが、むしろ挫折ばかりの人生でたまたま上手くレールを脱線できたと思っています。
原点は高校時代
中学校まではどこにでもいる運動音痴の平凡な学生でした。
しかし高校入学後にビジネスプランをワタミ株式会社の創始者で高校の校長兼理事長であった渡邉美樹さんにプレゼンしたところ「君はこれまでの生徒で最も優秀だ」と絶賛されたことで経営の道にも興味を持ちました。

当時の資料
評価された点
- 事業のイメージが鮮明
- フェアトレードに着目した点
- コストカットの美意識
- 徹底したブランド戦略
ここからは怒涛の勢いでした
大好きな飛行機と日本の地方の過疎化問題を組み合わせた水上飛行機の運用についてのビジネスアイデアで高校生向けビジネスコンテストを荒らしに荒らし、ホリエモンが出ることで有名なNewsPicksのメイクマネーサバイブという番組にも出演オファーが来るまでになりました。
しかしここから描いていた将来像に翳りが見え始めます…
身の丈に合わないこと
当時の僕はカナダのBritish Columbia Institute of Technology(以降BCIT)のパイロットコースに通うことが目標でした。
どこまで本気だったかというと留学でバンクーバーに行った際に教授にメールを送り半ば強引に校舎を見学させてもらったり、英語要件を満たさなかった場合に備えアメリカの高校と二重学位を取得するという裏技を編み出し実行したり…
四六時中BCITについての情報を集めていたことを覚えています。
(ちなみに心配していた英語要件はちゃんと後日IELTSでクリアしました)
しかし身内が事故に遭いそれがきっかけで結構重篤な病気が発覚したりカナダ政府のビザ要件が大幅に変更されたり、生活費の高騰や学費の大幅引き上げに直面したり、沢山の出来事が重なってBCITへの進学は高校3年生にして諦めざるを得なくなりました。(この経験で奨学金についてやたら詳しくなりました)
周りは総合型入試で合格者が出たり一般入試に向けて必死で勉強してたり、そんな時期に進路が一気に不透明になったので不安なんてもんじゃありませんでした。
パイロットになるには自社養成や航空大学校などの道もありますがカナダのHarbour Airで水上飛行機パイロットになりたい僕にとって、国土交通省の免許なんて寄り道でしかありません。
どうにかしてTransport Canadaの免許が欲しい、そして将来の起業に備えて経営も勉強したい(ってのは建前で高卒はなんか嫌…)
ぶっちゃけ総合型入試という形態なら日本のどんな大学でもポリシーが合えば合格できる自信がありましたが4年間も夢と関係ないことする選択は取れませんでした。
アメリカで在学している高校と提携している大学のパイロットコースに奨学金をもらいながら通いFAAから切り替えることも考えましたが、VISA関連で不安があったのと奨学金を切られた場合のリスクを考えて諦めました。
1週間、永遠とも思える時間を悩み抜いてまだ誰もやったことがないであろう打開策を見つけました。
誕生、低予算パイロットコース
かなりのアイデアマンである僕、日頃からアイデアが浮かんでは既にやられてたと落ち込むのを繰り返しています。
あるときこんなことを思いつきました「難民やホームレスでも学べる学費のオンライン大学を作れないか」
調べて出会ったのが現在 私が在学しているUniversity of the People(以降UoPeo ple)でした。
この大学を見つけたときの興奮たるや、こんなに名前も知らない創設者に感謝したことはありません。
UoPeopleは抱えていた悩みを全て解消してくれました。
カナダのフライトスクールとUoPeopleで同時に学ぶことで
- 免許とBachelor資格を同時に取得できる
- 学費の超大幅削減(パイロットコースのある大学の学費をぜひ見てください)
- PPLとCPLの取得タイミングをずらすことで、かかる費用がコントロール可能に
- 渡航時期を選ぶことで短期間の集中訓練で免許取得ができるように
ざっとあげるだけでこんなにメリットがあります。
デメリットはUoPeopleは普通にちゃんと大学なのでフライト訓練と両立するにしては毎週提出する論文が難しいかつ大量なことだけです。
もちろんUoPeopleにも感謝していますが、私の考えを全面的に肯定してくれた高校も最高に有り難かったです。
経歴を鑑みたら良い大学を受験させて学校の実績にするということもできたはずですが、全くそんなこと言わずに応援してくれました。
流石「生徒の個性を日本一尊重する学校」とか「夢教育」とか言って夢学園を名乗っているだけはあります。
年パス100万円の夢の国とか宗教法人夢学園とかバカにしてすんませんでした
入校からの即転校
地上座学費をボラれる
そんなこんなで無事に高校を卒業し大学も入学しました。
高校卒業から渡航までの期間は暇つぶしに危険物資格を取ろうと思いましたが結局勉強時間が取れず前日の6時間の詰め込みだけで受験するハプニングがありました。
フライトスクールは留学時代からの親友(カナダ人)と同じ学校だからという結構浅めの動機でProfessional Flight Center(以降proIFR)に入学しました。
しかしここで一悶着起こります…
まず入校初日、途中の大麻畑とゴミ処理施設にバスの中で鼻を曲げつつ学校に行った時に事件は起こりました。
当時の私はビザの関係で半年以内にはPPLを終わらせたかったので既にオンラインで提供されているサービスでグラウンドスクールをほぼ終わらせていました。
これは学校にも事前に確認しており「Transport Canadaに認められている教材なら問題ないよ」との回答だったため安心してHangaaarで事前学習していました。
しかし当時担当してくれた学校の方は当たり前のようにGround Schoolのインボイスを用意して「これは留学生は全員参加することが必須なんだ」と支払いを要求してきました。
当時の私は学生ビザを利用していなかったのでフルタイム学生である必要はないと主張しましたが担当者はこれは条件だとの一点張り、上席っぽい人も交えてかなりの時間押し問答しましたが結局その日は1300CADを渋々支払って入校手続きを終えました。
思ってたんと違う
そして翌日からGround Schoolに参加すると予想外にも日本人だらけでした
当時の私は知らなかったのですがproIFRはPILOT LIFEとしてKEIさんという方がYouTubeで積極的に航空留学について発信している学校で日本人からトップクラスの支持を受けているフライトスクールでした。
語学留学に来ているわけではないので日本人が多いことはむしろ棚からぼたもちで良かったのですが問題はここからでした。
そんなん聞いてない
早速日本人の知り合いができたので学校について聞いてみると「半年でPPLはほぼ不可能」とのこと、ホームページの「フルタイムで飛ぶならPPLは2〜6ヶ月程度(現在はHP記載なし)」との情報で渡航したにも関わらず実際はWaiting Listや機体の予約の関係でPPLに1年かかるのはザラとのことでした。
オリエンテーションの時「君には多分2週間ぐらいで担当教官が決まるからそれまでは地上座学しといて」とのことでやや不審に思ってましたが、流石にPPLにここまでかかるのは予想外でした。
しかしここでも奇跡が起こります。
ホームページが平成臭くて訓練費が機種にしては安すぎるため、もう既に潰れていると思ってスルーしていたInternational Flight Center(以下IFC)がまだバリバリ運営されているとのことを先輩が教えてくれました。
しかもその方がIFCの日本人生徒のSNSを教えてくださり、学校案内のアポも取り付けてくれました。
学校案内をしてくれる日は3日後と決まりましたが、IFCが廃校していないと知った帰りには外見を見に行き、学校内部を案内していただいた当日には転校を決めました。
まだ教官が決まっていないタイミングだったので出費は地上座学の1300CADだけで済んだことが救いです。(Depositは後日返金されました)
反省
proIFRのホームページは綺麗で明快、しかも免許取得可能最低時間の45時間ではなく現実的な65時間での金額を載せていたため「この学校は信頼できる」と安心して入学を決めました。
しかし実際にはproIFRではフライト予約がかなり取りづらいことやWaiting Listが長く訓練開始までに時間がかかることにより免許取得には期間と時間が多くかかること、
逆にIFCは平成が香るほんのり詐欺風味のするホームページですが、Waiting Listやフライト予約が取りやすいことで能力次第ではいくらでも訓練期間を短縮できること、
この一件でホームページに掲載されていない情報こそ重要であるという教訓を得ました。
もちろん学校は不利益な情報は書かないですし、学校同士の比較は学生自身がするしかありません。
しかし学校ホームページやYouTubeではフライトスクールを選ぶにあたり十分な情報が得られないことに課題意識を持ちました。
この経験がのちにAEROLINKの原点となります。
やっと飛べた
IFCでの訓練は順調の一言でした。
なんと入校翌日から実機で訓練が開始され、航空ファンにも関わらずシュミレーターすら乗ったことない私は大いにビビり散らかしました。
教官にも先輩同期にも恵まれ、夏なのに丸々1ヶ月雨で飛べなかったりテスト前に教官が帰国したり…
些細なトラブルは色々あったものの、4ヶ月かからずにPPLを取得できました。
大学と両立することや節約のために1日1食で凌いだり大変なことはありましたが、飛べるありがたみを噛み締めて毎日楽しく訓練しました。
校長の着陸のスムーズさに憧れてサーキットを延々と練習したおかげで、フライトテスト後に試験官から「CPLでもこの着陸はなかなかできる人はいない」と言われたのが訓練生活で一番嬉しかったです。

合格当時の写真
帰省中の教官に電話で報告している場面。
パソコンに映した画像が遺影みたいと他の教官に言われ笑ってます。
当時18歳のクソガキの面倒を見てくれた皆様に感謝です。
ちなみに19歳の誕生日をカナダで迎えた(BC州は19歳が成人年齢)ので誕生日は運転免許と船、ドローンの免許を「陸海空制覇した」と言うためだけに1日で全て取り切り、夜には同居人にお酒に付き合ってもらって成人記念日を大満喫しました。
BC Liquorの敷居を跨いで店員さんと目が合った瞬間に「Do you have ID」とおそらく世界最速で年確されたのはいい思い出です。
経歴 (抜粋)
Aug. 2019 Vancouver International Collegeに短期留学
Apr. 2021 郁文館高校 入学
Nov. 2021 雑誌AERAに掲載
May. 2022 修学旅行で長崎県上五島を訪問し水上飛行機ビジネスを思いつく
Oct. 2022 第5回ぼらぷらSDGsコンテスト 特別賞
Oct. 2022 CR-SISに三菱食品様の協賛で参加
Feb. 2023 第3回 SB Student Ambassador 全国大会 東日本ブロック代表選出
Feb. 2023 ANA本社でプレゼン
Mar. 2023 第10回 SAGE Japan Cup 優勝 世界大会出場 (別事業案)
Aug. 2023 高校生みんなの夢AWARD4全国大会グランプリ
Aug. 2023 NewsPicks メイクマネーサバイブ 出演
Mar. 2024 Providence Country Day School 卒業
Mar. 2024 郁文館高校 卒業
Apr. 2024 University of the People BSBA 入学
Apr. 2024 乙種第4類危険物取扱者資格 取得
May. 2024 Professional Flight School 入校
Jun. 2024 Professional Flight School から International Flight Center へ転校
Sep. 2024 令和の虎 出演
Oct. 2024 Private Pilot License フライトテスト合格
Nov. 2024 Private Pilot License 発行
Nov. 2024 Pleasure Craft Operator 取得
Nov. 2024 ICBC Driver’s license Class7 取得
Nov. 2024 RPAS VLOS Pilot certificate 取得
May. 2025 AEROLINK 立ち上げ
注釈
当ページでは一部のフライトスクールを批評していると誤解する可能性のある紹介が含まれています。
しかしながらDLI認定を受けているフライトスクールには基本的に良し悪しはなく、全ては学生1人1人にとって合うか合わないかの問題であると私は認識しているため当ページでの紹介は特定の学校を評価をする目的ではないことをご了承ください。
あくまで短期間での免許取得を優先していた私にとってproIFRよりIFCがより適していただけで、どちらも良いフライトスクールです。
例えば英語環境に慣れていない方やアルバイトと並行して長期的に就職まで一貫して訓練したい人にとってはIFCよりproIFRの方が安心して訓練生活を送ることができるため、学校の良し悪しは最終的にその人が重視するポイントを鑑みた主観評価であることをご理解ください。
入校するフライトスクールを選ぶ際には信頼できる公式の情報源と併せて各種SNS(学校公式や生徒など問わず)や在籍中の訓練生から広く情報を収集し、学校の合う合わないを吟味することを強くお勧めいたします。
AEROLINKはコミュニティ事業で教官パイロットや訓練生へ直接質問できる機会を提供しておりますので是非参加をご検討ください。
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